XMTradingは証拠金維持率何%で強制ロスカット?追証がなくてゼロカットされるって本当?
このページではXMTrading(エックスエム)のマージンコール・強制ロスカットのタイミングやゼロカットについて説明しています。
この部分はFX取引を行なう上で非常に大事になって来ますので是非最後までご覧下さい。
XMTradingのマージンコールの発生は証拠金維持率が何%以下で発生する?
まず初めにマージンコールから説明していきますが、マージンコールという言葉を聞いた事がありますでしょうか?
マージンコールというのはFX業者が顧客へ危険水準を知らせる通知・連絡の事を言います。
ここで言う危険水準というのは口座残高が空(0円)に近付いているという意味ですね。
危険な領域に入って来たので、追加で証拠金を入金して下さい、あるいはポジションを決済して下さいと言った意味合いがマージンコールにはあります。
要するに、FX業者からお知らせが来るだけで特別何かが起こる訳ではありません。
マージンコールが来てどう動くかはその人次第です。
入金する人もいれば、ポジションを清算する人もいますし、その他だとこの後紹介する強制ロスカットされるまで放っておくという人もいるでしょう。
強制ロスカットされるまで放っておくというのも一つの策だとは思いますが、仕組み自体を知っていて強制ロスカットされるのと知らないでされるのとでは全く違います。
ですのでマージンコールの意味、この後紹介する強制ロスカットの意味をしっかり覚えて下さいね。
まだお伝えしていませんでしたがXMTrading(エックスエム)のマージンコールのタイミングは証拠金維持率が50%を下回った場合に発生します。
証拠金維持率の確認方法
XMTrading(エックスエム)で証拠金維持率を確認する方法は2通りあります。
その前に証拠金維持率の計算方法を教えておきます。
XMTRadingマイページで確認

MT4・MT5(メタトレーダー)で確認
2つ目の確認方法はMT4・MT5(メタトレーダー)を開く事で確認ができます。
MT4・MT5(メタトレーダー)を開いたら画面下にターミナル(MT5の場合はツールボックス)が開いているか確認して下さい。
開いていない場合は、画面上のメニューバー表示→ターミナル(MT5はツールボックス)をクリックすれば開けます。
ターミナル(MT5の場合はツールボックス)を開き、取引タブをクリックすれば証拠金維持率が確認できます。

XMTradingの強制ロスカットは証拠金維持率が何%以下で執行される?
複数の保有ポジションがある場合の強制ロスカット
ポジションを複数保有している場合は、損失額の大きいポジションから順番に強制決済されていきます。
同時に全てのポジションが強制決済される訳ではありません。
XMTradingにはゼロカット呼ばれるトレーダーを守るシステムがある
みなさんは追証(おいしょう)という言葉を聞いた事がおありでしょうか?
追証というのは追加証拠金の略で、ある状態になるとFX会社(業者)から証拠金の追加を求められます。
ある状態というのは、先程の強制ロスカットに関係してきます。
強制ロスカットの項目で、証拠金の20%を割り込んで強制決済される場合があるとお伝えしましたが、急激な相場変動がそのタイミングで起こると強制ロスカット水準(XMTradingの場合は20%)どころかマイナス、すなわち0円以下になってしまう事もあるのです。
「それだと強制ロスカットの意味が無いじゃないか」
と思われるかもしれませんが、これは仕方がないのです。
急激な相場変動で追証が発生する事は確率で言えばそれ程多くある事ではありませんが、週明けの月曜日に大きく窓を開けて始まったらどうでしょうか?
金曜日に強制ロスカット水準ギリギリの状態でポジションを持ち越して、月曜日朝に1円2円逆に窓が開いてしまったら確実に口座残高はマイナスになってしまいます。(この場合月曜日オープンと同時に強制決済はされます)
この例も極端な話で1円2円窓を開けて始める事等それ程多くはありません。
しかしどちらも有り得る話なのです。
実際に追証が発生し借金を背負い自己破産した人もいるんですから。
意外と追証を知らずにFXを行なっている人は多いんですよ。口座に入っている金額だけしか損はしないって。
追証についてはとても重要なのでFXを始めるのであれば絶対に頭に入れておかなければいけません。
ここまで散々追証の怖さをお話してきてこの説明をすると拍子抜けするかもしれませんが、XMTradingでは追証は発生しません。
ゼロカットと呼ばれる顧客(トレーダー)を守るシステムを採用しているからです。
ゼロカットというのは“ゼロでカットする”だから0円以下にはならないよって事ですね。
実際の数字は0円以下になるんですよ。でも0円以下はXMTradingが負担をしてくれるのです。
ですからXMTradingでトレードする場合は口座に入っている金額以上の損失は起こりません。
このゼロカットというシステムは実はXMTradingだけではなく、他の海外FX会社(業者)も殆どが採用をしています。
では何故、先程あれだけ追証の怖さを説明したか?
それは日本国内のFX会社(業者)にはゼロカットというシステムが無いからです。
無いと言うと語弊があるかもしれませんが、日本の金融庁がゼロカットを禁止しているから日本のFX会社(業者)はゼロカットを採用したくても出来ないのです。
だから日本のFX会社(業者)でトレードする場合はどの会社を使用しても追証の危険性があります。(最近どこかの小さなFX会社がゼロカットを行なって逮捕されたニュースを観た気がします)
もし今後、海外のFX会社(業者)だけしか使わないという方は追証は気にしなくて良いと思います(一応使用するFX会社毎に確認して)が国内のFX会社を使用する可能性がある方は追証の事は絶対に覚えておいて下さいね。
口座残高がマイナス表示のままの場合の対処法
XMTradingではゼロカットされるので追証は発生しませんが、一時的に口座残高がマイナス表示のままになってしまいます。
暫く経つと自動的にリセットされるようですが、直ぐに同じ口座で取引を行ないたいという場合は、普通に入金を行なえばマイナスが0になった状態に入金分が口座に反映されます。
間違ってもマイナス分と入金分が相殺されるという事はありませんのでご安心下さい。
複数口座を持っている場合のゼロカット
複数の口座の所持している場合のゼロカットがどうなるのか?
疑問に思った方もいると思うので説明します。
それぞれの口座は独立して扱われるので、1つの口座がゼロカット(一時マイナス)になったからと言って他の口座の残高から差し引かれるといった事は御座いません。
A口座がゼロカットになったらA口座の残高が0円(一時的に表示はマイナス円)、その他のB口座やC口座は何も変わりません。
XMTradingの強制ロスカット・ゼロカットのまとめ
最後にまとめますが、まずは一連の流れを覚えて下さい。
証拠金維持率が50%以下になるとマージンコールが発生
証拠金維持率が20%以下になると強制ロスカットが執行
口座残高が0円以下になるとゼロカットされる(一時的にマイナス表示)
マージンコール・強制ロスカットは各FX会社(業者)によって水準は違えど、必ずあるものですのでFX取引を行なう場合は必ず覚えて下さい。
追証に関してはXMTrading(エックスエム)だけでトレードを行なう限りは全く気にする事はありませんが、今後国内のFX会社(業者)で取引を行なう可能性があるならば絶対に頭に入れておかなければいけません。
追証と言うのは必ず支払わなければいけない借金です。
知らんぷりしてればいつの間にか消えるものではありません。
人生が終わってしまう可能性さえあるので、FX取引を行なっていく上で一番重要なルール・仕組みかもしれません。
しっかり覚えて下さいね。
ではこの辺りでXMTradingの強制ロスカット・ゼロカットについての説明を終わります。
最後までご覧頂きありがとうございました。